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中国:南シナ海で波力発電検討か、軍用レーダの電源確保

2015年12月1日(火) 18時30分(タイ時間)
【中国】南シナ海に波力発電装置を設置する方向で、中国人民解放軍が検討を進めているもようだ。軍用レーダの電源として利用する。停電時にレーダ機能を失うのを回避する狙いという。香港サウスチャイナ・モーニング・ポストが11月30日付で伝えた。

 サッカー競技場面積の約半分の大型設備を完成させている。広東省珠海付近の万山群島海域で、11月上旬から試験運用に入った。台風などの強風時には、本体を沈降させる機能をもつ。一部だけ海面に浮上させ、被害を最小限に抑える構造だ。

 中国は過去数年来、各海域で民用・軍用設備の建設を進めている。急ピッチな整備に電源確保が間に合わない中、これらの施設では、慢性的な電力不足に見舞われていた。 

 軍用レーダの電力消費量は極めて大きい。数千キロワットの電力が常時必要だ。遠隔の島嶼部に化石燃料を届け続けるには、時間がかかるうえに輸送費も高くつく。現地の再生エネルギーを利用することで、電力需給の緩和を図る方針だ。

 一方、これが設置された場合、軍事拠点としての機能が増強されることとなる。
《亜州IR株式会社》

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