RSS

副首相らタイ6閣僚訪日、投資激減で危機感

2015年12月1日(火) 19時35分(タイ時間)
ソムキッド副首相の画像
ソムキッド副首相
写真提供、タイ首相府
【タイ】タイの経済政策を統括するソムキッド副首相が25―27日、日本を訪問した。アピラディー商務相、アチャカー工業相、アーコム運輸相、コープカーン観光スポーツ相、ピチェート科学技術相らが同行した。

 ソムキッド副首相は東京で開かれたセミナーでスピーチし、日本企業に対タイ投資を訴えた。環太平洋経済連携協定(TPP)加盟に強い関心を持っているとも述べた。

 27日には安倍首相を表敬訪問し、約15分間会談した。その後、タイ側閣僚と、菅義偉内閣官房長官、甘利明経済再生担当相、林幹雄経産相、石井啓一国交相らが出席するハイレベル合同委員会で、約1時間にわたり、インドシナ半島南部経済回廊の鉄道建設、タイの投資政策、TPPなどについて、意見を交わした。

 タイ政府は今年1月から、投資奨励制度を大幅に変更した。新制度は外国企業に敬遠され、タイ投資委員会(BOI)が1―9月に受理した外国資本の投資予定額は748億バーツ(前年同期3106・3億バーツ)に、このうち日本資本の投資予定額は128億バーツ(同1086・8億バーツ)に激減した。

〈ソムキッド・ジャトゥシーピタック〉
1953年、バンコクの中華街ヤワラート生まれ。米ノースウエスタン大学経営大学院で経営学博士号(マーケティング)取得。タイ開発研究所(TDRI)教授、サハパタナピブン・グループ取締役などを経て、タクシン政権(2001―2006年)で副首相、財務相、商務相を歴任した。一時はタクシン元首相の後継者に擬せられたが、タクシン政権を打倒した2006年の軍事クーデター直前に政権から離反した。中国語が堪能で、話すタイ語には中国語なまりがある。
《newsclip》

特集



新着PR情報