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米連邦航空局、タイの航空会社の新規就航など禁止

2015年12月2日(水) 00時15分(タイ時間)
【タイ】米連邦航空局は1日、タイの航空会社の許認可、安全審査などを担当するタイ運輸省民間航空局が国際民間航空機関(ICAO)が定める安全基準に則った監督を実施していないとして、評価を「カテゴリー2」に格下げした。

 これにより、米国に乗り入れているタイの航空会社は既存便の運航は認められるものの、新規就航や増便が原則禁止される。タイの航空会社による米国便は、タイ国際航空が10月25日にロサンゼルス便を打ち切ったことで、ゼロになっており、運航面での実質的な影響はない。ただ、タイの航空会社の安全面への不安が強まり、客離れを招く恐れがありそうだ。

 ICAOは今年3月、タイ民間航空局の安全審査体制に不備があるとして、「重大な安全上の懸念(SSC)」を表明。これを受け、日本の国土交通省は、タイの航空会社による日本路線の新規就航、便数や機材の変更などの認可を3月29日から凍結した。ICAOはSSCを正式に公表するまでに90日間の猶予期間を設けたが、タイ当局は期限内に是正措置をとることができず、6月18日、ICAOのホームページで、タイに対するSSCが公表された。SSCが発出されている国はタイのほかに、アンゴラ、ボツワナ、エリトリア、ハイチ、カザフスタンなど。

 米連邦航空局は7月にタイに職員を派遣し、タイ民間航空局がICAOが定める安全基準に則った監督を実施しているかどうかの調査(国際航空安全評価)を行った。この調査で、航空査察官の人数不足や不十分な監査内容などの問題が判明。10月の再調査でも状況が改善していなかったため、格下げに踏み切った。
《newsclip》

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