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中国完成車メーカーがロシア投資積極化、現地工場を建設へ

2015年12月3日(木) 11時21分(タイ時間)
【中国】経済活動の停滞が深刻なロシアでも、中国の完成車メーカーは現地投資の計画を予定通り進めている。

 例えば重慶力帆汽車(LIFAN AUTO)は、今年7月にロシア西部のリペツク州で現地工場を着工した。第1期の投資額は3億米ドルを見込む。2017年の稼働を目指す。中国政府系メディアが1日、外電情報として伝えた。

 中国から輸送した部品(モジュールなど)をドライバーやスパナで組み立てるセミノックダウン(SKD)生産方式を採用する。生産能力は年6万台に設定した。将来的には部品の現地生産化も視野に入れ、生産能力を年20万台に引き上げる意向。電気自動車(EV)とガソリン車の同時生産を可能にする。

 中国自動車メーカーにとって、ロシアは重要な輸出市場の一つ。力帆汽車だけでなく、長城汽車(2333/HK)や吉利汽車HD(175/HK)、奇瑞汽車など中国自主ブランドメーカーがいずれも同国に自動車を輸出している。現地生産に乗り出すことで、力帆汽車はライバル他社よりも高い競争力を得る戦略だ。

 長城汽車もまた、ロシア西部のトゥーラ州で現地生産に乗り出す計画。力帆汽車と同じく17年の工場稼働を目指している。投資額は5億米ドルを予定。各社は長期的な市場見通しをそろって楽観しているという。
《亜州IR株式会社》


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