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中国:一人っ子失った親1000人、老後の保障求め陳情

2015年12月3日(木) 11時21分(タイ時間)
【中国】一人っ子を病気などで失った親「失独者」1000人近くが1日朝、北京市の国家衛生計画生育委員会の庁舎前で、老後の生活保障を政策に盛り込むよう求めて陳情活動を行った。

 同委員会は、先ごろ中止が決まった「一人っ子政策」の主管機関。中国では「子どもが親の老後を世話する」という伝統的な考え方が根強く残るうえ、社会保障制度の整備も不十分なことから、多くの「失独者」が生活不安を抱えている。外電が伝えた。

 10月に開かれた中国共産党中央委員会第5回全体会議(5中全会)で、「一人っ子政策」の中止が決まった。これを受けて「失独者」は、改正後の新しい「計画出産法」に、高齢者の生活保障を盛り込むよう求めはじめた。

 吉林省の女性(60)は、「子どもを事故で失った。医療や生活が心配だ。計画出産の結果なのだから、『失独者』のことを新しい法律に盛り込むべきだ」と話す。また陳情者の中には、早くに子どもを亡くした後、許可を受けて比較的高齢で出産した親も多い。河南省の女性(52)は、「娘は7歳。さらに年をとった時の養育費が心配だ」と語った。
《亜州IR株式会社》


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