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中国:アリババなど出資の投資会社、英サッカー強豪マンCの2位株主に

2015年12月3日(木) 11時21分(タイ時間)
【中国】中国メディア投資会社の華人文化控股公司(CMCホールディングス)を中心とするコンソーシアムがこのほど、英サッカー・プレミアリーグの強豪クラブ、マンチェスター・シティー(マンC)に出資することが分かった。

 マンCの所有者であるシティー・フットボール・グループ(CFG)が1日明らかにしたもの。コンソーシアムには、中国政府系コングロマリットである中信集団(CITIC)の傘下企業も含まれる。CFGへの出資額は4億米ドル(約490億円)。同コンソーシアムが持株比率13%の2位株主となる運びだ。

 投資会社の華人文化控股は今年10月31日に設立されたばかり。中国2大インターネット企業の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)と阿里巴巴集団(アリババ・グループ・ホールディング:BABA/NY)が出資している(各社の出資比率は不明)。初代の董事長には、「中国のマードック(メディア王)」の異名を持つ黎瑞剛氏が就任した。華人文化の出資者グループは今年9月、中国プロサッカーリーグの放映権を80億人民元(約1536億円)で取得するなど、スポーツ分野への投資を強化している。

 「サッカー好き」として知られる中国の習近平・国家出席は、今年10月の訪英の際、マンCの練習場を見学。同じマンチェスター市にホームスタジアムを置き、より知名度が高いマンチェスター・ユナイテッド(マンU)ではなく、マンCが視察先に選ばれたことが現地メディアで注目を集めた。

 習主席の後押しのもと、中国は国を挙げて国内サッカーの振興に力を入れている。“サッカー強豪国”入りを目指し、選手育成などのノウハウを手に入れるため、中国企業による海外サッカークラブの買収・出資も増えている状況だ。今年1月には、民営コングロマリットの大連万達集団がスペインのアトレティコ・マドリードに資本参加したことを明らかにしている。
《亜州IR株式会社》


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