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中国:四川聖達集団がデフォルト危機、3億元社債に償還リスク

2015年12月4日(金) 13時12分(タイ時間)
【中国】四川省を本拠とする民営コングロマリット大手、四川聖達集団有限公司の社債にデフォルト警戒感が強まっている。

 3年前に発行した「2012年四川聖達集団有限公司債券(12聖達債)」の償還リスクが表面化した。表面利率7.25%で3億人民元(約57億4000万円)を募集。発行期間は6年に設定されたものの、2012年12月5月以降は会社に買い取りを請求できる条項が付けられている。中国政府系メディアなどが2日付で伝えた。

 すでに11月26日の時点で、同社は自社の社債に償還リスクが存在する事実を追認している。経営環境の悪化、資金繰りのひっ迫などの理由を列挙。流動性の低下が進んだと説明した。

 四川聖達集団は傘下に石炭やコークス、水力発電、製陶、化学工業、茶葉、非鉄金属などをそれぞれ手がける子会社群を置く。四川省、貴州省、雲南省などに資産を保有している。ただ、負債比率は2014年末時点で85.91%に上昇した。投資家資金の回収は容易ではない。社債には担保が設定されているが、すでに別の債権者によって「資産凍結」が申請された。また、5億人民元を超える外部借入金の利払い、返済も滞っている。
《亜州IR株式会社》


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