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中国:北京で大気汚染最悪の「赤色警報」初発令、工場操業など規制

2015年12月8日(火) 23時35分(タイ時間)
【中国】中国の首都・北京市で、大気汚染がさらに悪化している。同市政府は7日午後6時(現地時間)、重度の汚染が10日正午まで続く見通しとして、汚染の最も深刻なレベルを示す「赤色警報」を発令した。

 「赤色警報」が発令されるのは、2013年10月の警報制度導入以来で初めて。

 同警報の発令を受け、同市は8日朝から小中学校に対して休校を勧告。汚染物質を排出する工場の操業を停止するほか、屋外での建設工事などを禁止した。また、車両の通行についても、ナンバープレートの末尾の数字によって規制を実施する(電気自動車を除く)。

 北京市は2013年、大気汚染の深刻度を示す警報制度を導入。汚染が続くと予測される日数に応じ、「青色」「黄色」「オレンジ色」「赤色」の4段階の警報が発表される。今回の「赤色警報」は、重度の大気汚染が3日(72時間)以上続くと予測される際に発令されるものだ。

 現地メディアによると、7日夜の時点で、市内の微小粒子状物質「PM2.5」の濃度は200マイクログラム/立方米近くに達した。これは日本の環境基準の約6倍に相当する水準。なお、北京市当局の予報では、10日午後には寒気が流れ込み、汚染は改善に向かう見込みという。
《亜州IR株式会社》

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