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中国:上海街角にコブラ25匹出現、善行「放生」で何者かが放す

2015年12月14日(月) 21時12分(タイ時間)
【中国】上海市中心部の漕宝路で10日朝、出勤途中の女性が体長1メートルもあるヘビ2匹を見つけ、驚いて通報する騒ぎがあった。

 実はこの周辺では前日にもヘビが出現し、消防が出動。10日と合わせ2日間でコブラ科とみられる毒ヘビ25匹を捕獲している。新聞晨報が11日付で伝えた。

 地元消防は9日夜にこの付近で7匹捕獲。さらに女性の通報を受けて捜索し、10日朝に18匹を発見した。いずれも体長は1メートル前後。冬で動きが鈍かったため捕獲は容易だったが、活動が活発な夏であれば咬まれて被害者が出た恐れもある。捕獲されたヘビは、地元の野生動物保護機関を通じて上海動物園に移送された。

 同機関によると、見つかったのは上海には生息していないヘビで、国家2級の保護動物だった。捕われた生類を野生に放して功徳を積む「放生(ほうじょう)」行為である可能性が高いとされる。放生(または放生会)の原型は、殺生を戒めた原始仏教儀式に起源をもつ。捕獲した魚や鳥獣を野生に戻すことで、病を免れ寿命を延ばす意義があるとされる。

 仏教の教えに倣った賞賛されるべき行いともいえる。ただ、人間の独善的な行為によって、生まれ育った環境とは全く異なる場所に投げ込まれた小動物らが自然界になじめずに命を奪われるケースが中国では後を絶たない。
《亜州IR株式会社》

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