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「民主主義は選挙だけではない」 タイ軍政首相、米国務次官補に反論

2015年12月17日(木) 17時40分(タイ時間)
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写真提供、タイ首相府
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【タイ】ダニエル・ラッセル米国務次官補がタイを訪問し、16日、タイ軍事政権のプラユット首相と会談した。

 ラッセル次官補は会談で、米タイ両軍を中心に毎年タイで実施している多国間軍事演習「コブラゴールド」を継続する方針を伝える一方、民政復帰を重ねて要求した。

 プラユット首相はこれに対し、「民主主義は選挙だけではない」「国によって発展の度合いは異なり、米国は一つの基準で見るべきではない」などと反論。軍政の目標は強固な民主主義と透明で公正な政府を確立することだと主張した。

 ラッセル次官補は今年1月に訪タイした際に、軍政と対立するタクシン元首相派の元閣僚らと会談したほか、講演で軍政を批判した。プラユット首相はこうした言動に「失望」を表明。タイ外務省は駐タイ米国代理大使を呼んで抗議した。

 米国は昨年5月の軍事クーデター後、タイ軍政に早期の民政復帰と政治弾圧の中止、人権保護などを求めている。軍政はこうした要求を突っぱね、関係が悪化した。今年11月には、駐タイ米国大使がタイ国王夫妻と王位継承者に対する批判を禁じたタイの不敬罪を批判し、タイ警察が不敬罪容疑で大使を捜査する異例の事態となった。
《newsclip》

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