RSS

中国:11月の鉄道輸送量が低迷、15.6%減の2億7000トンに縮小

2015年12月30日(水) 01時43分(タイ時間)
【中国】中国国家発展改革委員会が28日発表した11月の鉄道貨物輸送量は、前年同月比15.6%減の2億7000トンという結果だった。

 減少率は10月の16.3%からやや縮小したとはいえ、依然として2ケタのマイナス成長。1~11月の累計では、前年同期比12.3%減の30億7000万トンに落ち込んでいる。

 経済活動の実態をより的確に表すとされるトンキロ(輸送した貨物の重量に貨物の輸送距離を乗じたもの)ベースでみると、11月は18.1%減の1928億トンキロ。1~11月の累計で14.1%減の2兆1666億トンキロとさらに落ち込みが目立つ。

 もっとも、こうした重要指標の低迷は、景気テコ入れの動きを加速させる呼び水にもなる。すでに先の中央経済工作会議では、来年の赤字率を引き上げる(=拡張的な財政政策を進める)方針が決定されているため、今後は具体的な景気対策が打ち出されていく可能性が高い。

 なお、鉄道輸送量は電力使用量、銀行貸出とともに「李克強指数」の一つとされてきたが、李首相は先に、「3つの指標と経済状況の関係係数にすでに変化が生じてきており、今後は雇用、収入、生態環境の持続的な改善をより注視していく」と述べている。
《亜州IR株式会社》

特集



新着PR情報