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「緩やかなペースで回復」 11月のタイ中銀経済報告

2016年1月5日(火) 00時31分(タイ時間)
【タイ】タイ中央銀行は11月の月例経済報告で、タイ経済は公共支出と民間消費の拡大により、「緩やかなペースで回復している」と分析した。2016年の税制改正を前に自動車の駆け込み需要があり、民間消費が一時的に伸びた。

 中銀は一方、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の景気減速などで輸出が伸び悩み、工業生産、民間投資が引き続き低いレベルにとどまっていると指摘した。

 11月の工業生産指数(MPI、速報値)は前年同月比0・1%上昇した。業種別のMPIは「ハード・ディスク・ドライブ(HDD)」マイナス23・8%、「半導体」プラス7・9%、「電気製品」プラス5%、「自動車」プラス4%、「石油」プラス8・5%、「食品・飲料」マイナス2・4%、「繊維」マイナス11・4%、「衣料」マイナス26・1%、「セメント・建材」マイナス6・3%、「化学」プラス1%、「ゴム・プラスチック」プラス5・3%――。

 11月の民間消費指数(PCI)は前年同月比3・7%上昇、民間投資指数(PII)は1・6%上昇した。

 11月の名目農業所得は前年同月比32・4%減少。農業生産が26・8%減少、農産物価格が7・6%低下した。雨でコメの収穫が遅れ、農業生産が落ち込んだ。

 11月の景況感指数は49・1で、10月の50・2から下落した。

 11月の外国人旅行者数は前年同月比5・1%増の254・9万人だった。客室稼働率は平均64・2%。

 11月の輸出は前年同月比6・6%減の170・1億ドル、輸入は8・5%減の149・2億ドル。経常収支は30億ドルの黒字だった。
 
《newsclip》

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