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中国:本土株はサーキットブレーカー発動で終日売停、取引15分に満たず

2016年1月8日(金) 10時55分(タイ時間)
【中国】上海、深センの両取引所は7日、両市場の主要300銘柄で構成する「滬深300指数(CSI300指数)」の下落率が7%に達したため、サーキットブレーカーを発動させたと発表した。

 現地時間の午前10時58分から、すべての株式、ファンド、転換社債(CB)などの取引を終日停止する。

 これに先立つ午前10時42分には、同指数の下落率が5%に達したのを受け、15分間の売買一時停止措置を実施している。ただ、売買再開後も下げの勢いは止まらなかった。この日の取引は15分にも満たなかった。

 主要指数の上海総合指数は、朝方からほぼ全面安の展開。人民元安の進行を背景に、中国からの資金流出や人民元資産の目減りなどが警戒されている。中国人民銀行(中央銀行)は7日、人民元の対ドル基準値を8日連続で元安方向に設定。2011年3月以来の元安水準に達した。世界銀行が6日に発表したリポートで、中国の2016年の国内総生産(GDP)成長率予想を6.7%に下方修正するなど、景気の先行き不安も強まっている。

 本土マーケットでは今月1日付で、サーキットブレーカー制度が導入された。CSI300指数を基準とし、騰落率が5%に達した場合、15分間の売買一時停止措置が発動される。このほか、午後2時45分以降に騰落率が5%に達した場合、または取引時間中(時間にかかわらず)に騰落率が7%に達した場合は、終日売買停止となる仕組み。
《亜州IR株式会社》


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