RSS

レノボがインド・ブラジル事業に注力、中国スマホ需要の鈍化カバー

2016年1月13日(水) 13時03分(タイ時間)
【中国】パソコン(PC)世界最大手の聯想集団(レノボ・グループ:992/HK)は、インドやブラジルでのスマートフォン販売に力を入れる。これら地域での販売増により、中国でのスマホ需要の鈍化をカバーしたい考えだ。

 米グーグルから昨年買収した「モトローラ」ブランドと自主ブランドの“2本柱”で、海外市場を積極的に開拓していく方針。香港メディアが9日伝えた。

 一方のPC市場については、世界的な需要の縮小が続いていることに言及。ただ、自社のPC業務は堅調を維持していると強調した。同社は現時点で世界シェア21%の首位に位置するが、3年内に同比率を30%まで拡大する方針。

 レノボが昨年11月に発表した2015年第2四半期(7~9月)の業績は、事業リストラに伴う一時費用の計上が響き、約6年ぶりの赤字に転落した。買収後の再編を進めるなか、モバイル部門で赤字継続を余儀なくされている。同社は今後6四半期内に、スマホ事業の黒字転換を目指す。

 レノボはPCの世界シェア約2割で首位。中国国内ではシェアが37%に達するなど、存在感がさらに大きい(14年)。05年5月、米IBMのPC事業を17億5000万米ドルで買収。「Think Pad」を含むPC部門を継承した。海外事業を拡大。11年7月、日本国内のPC事業をNECと統合。このほか、独電子大手のメディオンに約52%出資した。PCからスマホやタブレットなどへ事業領域を拡大する「PC+(プラス)」戦略を推進中。14年10月、米IBMの低価格サーバー事業、携帯端末大手モトローラ・モビリティ(米グーグルから取得)を相次いで買収した。
《亜州IR株式会社》


新着PR情報