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「航空会社に就職できる」、タイで中国人から訓練費詐取か

2016年1月19日(火) 01時08分(タイ時間)
【タイ、中国】「多額の訓練費を支払えば、タイの航空会社に就職できる」との宣伝を信じ、実際に現地で訓練を受けていた中国人10人余りが12日、バンコクにある航空会社の本社前で「騙された」と訴え、返金や賠償を求める抗議活動を行った。

 新華網の報道によると、問題の航空会社「ナイン・スター・エアウェイズ」は2~3年前、中国の複数の仲介会社を通じて訓練プログラムへの参加者を募集。これに応募した中国人は1人当たり19万~26万人民元(約340万~470万円)の費用を支払って現地で「訓練」を受けていた。

 しかし、当初「3カ月」と言われた訓練期間を過ぎても就職はできず、すでに2~3年が経過している。同航空会社は「仕事のためのビザなどを手配する」と約束していたが、これもいまだに実現しておらず、「訓練生」は2~3カ月に一度中国に戻り、観光ビザでタイに再入国している状況だ。何度も会社に抗議したが、一向に就職できる気配がないため、12日の抗議活動に踏み切った。

 同航空会社の顧問と称する韓国人男性は取材に対して、「不況などの影響で飛行計画が立ち行かないため、人員採用もできない状況」と説明。訓練費については「1人当たり4000米ドル(約46万9000円)を返金する意向だが、返金先は中国の仲介会社になる」と話した。

 こうした状況には現地の中国大使館がすでに注目しており、状況把握に乗り出した。返金を求める中国人らに弁護士を紹介する形で、問題解決を支援する方針という。
《亜州IR株式会社》

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