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中国:風船を使ってハイに、「笑気ガス遊び」成都で流行

2016年1月21日(木) 12時15分(タイ時間)
【中国】四川省成都市の若者の間で「笑気ガス遊び」が流行している。

 風船に入れた笑気ガスを吸い、“ハイな気分”を味わおうというものだ。吸引の場所はバーや居酒屋などで、中には朝の4時になっても買い求める客がいるという。成都商報が18日付で伝えた。

 あるバーでは、テーブルの約半分が笑気ガス目当ての客で占められている。客はまず、笑気ガスを圧縮し、金属容器に詰めた「弾丸」を購入。それを風船に充満させ、吸引するという仕組みだ。ガスを吸うと“えもいわれぬ陶酔感”を味わうことができ、アルコール類などは口にする気もなくなるという。

 店内では、笑気ガスの「弾丸」が飛ぶように売れる。ある売人によれば、インターネットで1セット20人民元(約360円)で仕入れ、70人民元の高値で売っている店舗もあるという。利益は1日当たり数千人民元に上る。

 笑気ガスとは亜酸化窒素のことで、本来は歯科治療時や全身麻酔などに使用するもの。吸入すると陶酔効果があることから、欧州などでは合法ドラッグとして吸引する人が増えている。ただ、英国では2006年から12年の間に17人が笑気ガスの吸いすぎで死亡。日本では2015年に、「中枢神経に深刻な害を及ぼす危険性がある」として「指定薬物」に追加された。中国では、現在のところ使用に関する規制などは出されていない。
《亜州IR株式会社》

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