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中国:主要都市の8割でPM2.5基準超え、河北・山東など深刻

2016年1月22日(金) 13時21分(タイ時間)
【中国】国際環境保護団体グリーンピースは20日、2015年版の中国都市PM2.5(微小粒子状物質)濃度ランキングを発表した。濃度が高い上位10都市のうち、河北省と山東省の都市が大半を占めた。

 グリーンピースは今回、中国当局が公開した366都市のPM2.5観測データを分析。全都市の年間平均濃度は、50.2マイクログラム/立方米を超えたという。うち8割に当たる293都市で、中国の「環境空気質基準」が定めたマイクログラム/立方米を上回る水準。また、すべての都市で世界保健機関(WTO)が定める上限値10マイクログラム/立方米を超えた。

 PM2.5の年間平均濃度のワースト5は、省別で河南省、北京市、河北省、天津市、山東省。都市別では、カシュガル市(新疆ウイグル自治区)、保定市(河北省)、徳州市(山東省)、ケイ台市(山東省)、衡水市(河北省)が並んだ。

 中国当局の大気汚染対策は一定の成果を上げており、15年は189都市でPM2.5の濃度が前年比10.3%低下した。ただ、冬季の大気汚染はなお深刻。北京市では、第4四半期の平均濃度が前年同期を上回った。北京市は昨冬、風や湿度の影響でスモッグが発生しやすい状態が続き、年末には厳しい大気汚染に見舞われた。
《亜州IR株式会社》


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