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中国:国家統計局の王局長に汚職疑惑、記者会見直後に身柄拘束

2016年1月28日(木) 01時29分(タイ時間)
【中国】中国共産党の汚職調査機関である党中央規律検査委員会は26日夜、国家統計局の王保安局長(兼国家統計局党組書記)を「重大な規律違反」の疑いで調査に入ったと発表。

 具体な内容や不正時期には言及していないものの、なんらかの不正に関与した疑惑がかけられていることを明らかにした。

 汚職捜査が始まったと公表されたのは、北京市内で経済に関する記者会見の2時間後。突然の身柄拘束となった。

 中国の統計をめぐって、新たな不安材料が浮上した形。国家統計局は今月19日、昨年の国内総生産(GDP)が前年比で6.9%増加したと発表した。「中高速の経済成長を維持することができた」としながらも、節目の7%に届かなかったと報告している。ただ、中国GDP成長率に関しては、各界から異論が多い。英国経済研究所ロンバードストリートリサーチのエコノミストは、15年の中国GDP成長率を3.2%と試算。当局の計算から半分以下にとどまったと分析した。

 1963年に生まれた王氏は、河南省魯山の出身。84年3月に中国共産党に入党し、中南財経済大学の大学院を修了した。経済学博士。91年から財政部、税務総局などを歴任し、15年4月に現職に就いている。

 過去に国家統計局では、機密漏えいで逮捕者が出たこともある。消費者物価指数などをはじめとする「国家秘密データ」を事前にリークしたとして、11年10月24日、国家統計局弁公室の孫振・元副主任、中国人民銀行金融研究所の伍超明・元副主任に実刑判決が下された。孫・元副主任は懲役5年の重罰。在任中の2009年6月から11年1月にかけて、職権を利用してマクロ経済データなど重要指標を外部に漏えいさせていた。
《亜州IR株式会社》

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