RSS

中国:資金流出が続く、15年規模は推定6680億米ドル

2016年2月1日(月) 19時49分(タイ時間)
【中国】中国からの資金流出が続いている。政府系金融グループの中国国際金融は1月29日付のリポートで、昨年1年間の流出総額が6680億米ドル(約80兆9400億円)に膨らんだと試算。うち第4四半期は、全体の35%を占める2320億米ドルに達したとみている。

 また、今年1月の外貨準備の減少額は1000億米ドル前後に達すると予想。資本流出の要因としては、外資直接投資の鈍化や短期投資の手仕舞いに加え、輸出企業が外貨収入の人民元への交換を遅らせていることなどを挙げた。

 資金の流出が加速するなか、中国当局は外貨流出の規制を強化している。直近では、「複数のファンドに対して、適格国内機関投資家(QDII)ファンドの発行を遅らせるよう要請した」と報じられた。2015年末以降に顕在化した株式・為替の下落局面で、投資家のリスク回避志向が高まり、本土域外の株式などを組み入れたQDIIファンドが人気化しているためだ。
《亜州IR株式会社》

特集



新着PR情報