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神戸製鋼、タイに線材製造拠点

2016年2月2日(火) 13時52分(タイ時間)
【タイ】神戸製鋼所は2日、タイの鉄鋼メーカー、ミルコン・スチールと合弁で、タイで線材の圧延、販売に乗り出すと発表した。

 タイの線材単圧メーカー、タイ・スペシャル・スチール・インダストリー(TSSI)の資産を引き継いだミルコン・スペシャル・スチール(MSS)の第3者割当増資を神戸製鋼が引き受ける。MSSへの出資比率は神戸製鋼とミルコンが各50%となる。神戸製鋼の出資後、MSSは社名を「コベルコ・ミルコン・スチール」(KMS)に変更。代表者は神戸製鋼から派遣する。

 TSSIは1994年設立。経営不振で2007年に操業を停止し、2014年にミルコンが資産を買収した。MSSは2015年9月に普通鋼線材の製造を開始している。

 KMSは2017年5月から、特殊鋼線材を製造する予定。年産能力は特殊鋼線材、普通鋼線材合わせ年48万トン。投資額はミルコンによるTSSIの資産買収費用を含め約68億バーツ。

 神戸製鋼が海外に線材圧延拠点を持つのは初めて。これにより、東南アジアで線材から二次加工までのサプライチェーンを強化、高品質な製品をタイムリーに供給し、需要を捕捉する。2015年のタイの自動車生産台数は191万台。インドネシア、マレーシアといったタイ以外の東南アジア諸国でも生産台数が伸び、線材の需要も伸びると予想されている。

 ミルコンは1998年設立。鉄筋用棒鋼の製造、コイルセンターなどの事業を手がける。従業員約800人。2015年1―9月期は売上高101・4億バーツ、最終黒字8・9億バーツだった。
《newsclip》

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