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中国自動車各社がロシア一時撤退、経済混迷で販売低迷

2016年2月3日(水) 01時15分(タイ時間)
【中国】中国の自動車メーカーが、ロシアで生産調整に乗り出している。

 一時的な撤退が相次ぐ状況だ。ロシア経済の低迷が痛手。ウクライナ問題に伴う経済制裁や原油安などを受け、消費が低迷している。ルーブル安に伴う値上げも追い打ちとなって、自動車需要が急激に落ち込んだという。鳳凰汽車が2日付で伝えた。

 現地ディーラーによると、長城汽車(2333/HK)はすでに、リペツク州に置く現地工場の生産を一時的に休止した。昨年にトゥーラ州で着工した新工場も、2017年の稼働を予定しているが、稼働を先送りする可能性も出てきた。

 同社のロシア販売は、昨年に大きく低迷。通年で前年比79%減の3181台に落ち込んだ。12月単月に至っては、前年同月比96%減の32台に急減している。

 また江淮汽車は、昨年末にロシア事業を実質的に停止した。現地工場で生産していた「S5」について、販売停止を決定。新規受注を一切受け付けないと宣言した。同モデルは、江淮汽車がロシアに投入していた唯一のモデル。事実上の完全撤退となる。ロシア市場復帰の可能性については、現在のところ不明だ。

 2015年にロシアで販売された中国ブランド車は、前年比52%減の3万8753台に低迷。中国車の現地シェアは、14年の3.5%から2.6%(↓0.9ポイント)低下した。
《亜州IR株式会社》

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