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仏カジノ傘下のタイ小売り大手ビッグC、TCCが31億ユーロで買収

2016年2月9日(火) 00時30分(タイ時間)
ジャルーン・シリワタナパクディー氏(写真中央)の画像
ジャルーン・シリワタナパクディー氏(写真中央)
 
【タイ】仏小売り大手カジノは7日、傘下のタイ小売り大手ビッグCスーパーセンターの株式58・6%をタイの大手財閥TCCに約31億ユーロ(約1221・6億バーツ)で売却すると発表した。

 カジノは今年1月にビッグCの売却を発表。買い手にはセントラル百貨店などを展開するタイ小売り大手セントラル・グループ、タイで食品、携帯電話サービス、コンビニエンスストアといった事業を手がけるCPグループなどが浮上したが、TCCが競り勝った。

 ビッグCは8日時点で大型店125店、中小型店449店、ドラッグストア146店を運営。2015年の売上高は前年比1・8%減の1196億バーツ。

 TCCはタイ人実業家のジャルーン・シリワタナパクディー氏が1代で築いた企業グループで、傘下企業はアルコール飲料大手タイビバレッジ、不動産大手TCCランドなど。2013年にシンガポールの不動産・飲料大手フレイザー・アンド・ニーブ(F&N)を買収したほか、今年1月、独小売り大手メトロのベトナムの会員制卸売店チェーンを6億5500万ユーロで買収した。

〈ジャルーン・シリワタナパクディー〉
1944年、バンコクの中華街生まれの中国系タイ人。中国名は「蘇旭明」。小学4年で中退して物売りを始め、酒造会社勤務などを経て、酒造業に参入。蒸留酒、ビール、不動産、金融、消費財などを手がける巨大財閥を一代で築いた。傘下企業はタイのアルコール飲料最大手タイビバレッジ、不動産大手TCCランド、消費財大手バーリユッカーなど。不動産ではニューヨークの高級ホテル「プラザアテネ・ニューヨーク」を筆頭に、タイ、ベトナム、中国、英国、日本などでホテル数十館、バンコクのITモール「パンティッププラザ・プラトゥーナム」、バンコクの大規模コンベンションセンター「クイーンシリキット・ナショナル・コンベンションセンター」、オフィスビルの「エンパイアタワー」、マンション、ゴルフ場などを所有。米経済誌フォーブスがまとめた2015年版の世界長者番付では資産総額132億ドルで87位だった。
《newsclip》

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