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中国:香港・マカオで不動産が大幅値下がり、今後さらに下落加速か

2016年2月9日(火) 13時02分(タイ時間)
【中国】香港とマカオの不動産価格は昨年、大幅に下落した。専門家は、今年も値下がりが続く可能性があると指摘している。広州日報が5日付で伝えた。

 香港では2015年に、不動産価格が約10%下がった。08年以降、急激に上昇してきたが、昨年に入って資金の流れが変調。購入需要が急減するとともに、価格下落が続いている。今年1月もマンション、店舗、駐車場を合わせた不動産の取引件数はわずか3500件にとどまり、過去25年間で1月の最低水準を記録した。スイスの銀行、UBSはこのほど発表したリポートで、マクロ経済環境の悪化を懸念。香港の不動産相場について、17年までにさらに20~25%落ち込む可能性があると指摘した。

 また、近年のカジノ景気の波に乗って好調だったマカオの住宅市場も昨年、大きく落ち込んだ。価格は一般的な住宅で20~25%、高級住宅で40%も下落。カジノの売り上げが昨年、前年比で34%も減ったことが影響しているという。今年もカジノ産業は景気回復が難しいとみられ、住宅価格の下落が続く見通しだ。

 ここ数年、マカオで高すぎる住宅を買うことができない若者層が、川を隔てて隣接する広東省珠海市の横琴島に住宅を買うケースが急増していた。当時、横琴島で住宅を買う人の8割はマカオ在住者と言われていたが、マカオ本島の住宅価格が下落したことにより、最近は購入者がほとんど現れない状況だ。
《亜州IR株式会社》

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