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マックにスタバも、海外飲食チェーンが中国で「こだわり戦略」

2016年2月9日(火) 13時02分(タイ時間)
【中国】マクドナルドやスターバックスなど、ファストフードを含む海外の飲食店チェーンが中国で「こだわり戦略」を進めている。

 これまで中国ではマニュアルに基づいた先進的な管理方法で市場を拡大してきたが、追随する地場業者の成長もあり、これまでにないサービスや高級路線で独自性を打ち出す必要が出てきたためとみられる。中国政府系メディアが伝えた。

 マクドナルドは昨年6月に上海、今年1月には北京に自分の好みに合わせてハンバーガーのバンズや中身を細かく選ぶことができる「CYT(Create Your Taste)」スタイルの店舗を開業。物珍しさから両店とも客足は好調で、「並んでも食べたい」という客も出てきた。

 また、コーヒーチェーンのスターバックスは中国で展開する2000店舗のうち、約45店で希少なコーヒーを大々的に扱い、こだわりの味をアピールしている。「中産階級の人口が20年には6億人、米国の人口の2倍に膨らむ」と、中国市場の先行きを有望視。2019年までに店舗数を3400店に増やしたい考えだ。

 海外の飲食チェーンが進める「こだわり戦略」について、中国ブランド研究院の朱丹蓬・研究員は、「中国に進出して約30年が経ち、中国人はこうしたブランドに飽きてきた。2014年には『賞味期限切れ肉事件』も大きな騒ぎとなり、チェーン各社が中国で自らのイメージを一新する必要があると考えるようになったことが背景にある」と指摘している。
《亜州IR株式会社》

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