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中国:「散手」チャンプがLCC乗務員訓練、テロ対策の一環で

2016年2月11日(木) 13時16分(タイ時間)
【中国】広州市を本拠とする格安航空会社(LCC)の九元航空有限公司(9 Air Company Limited)がこのほど、「散手(中国式武道)」の世界チャンピオンを機内乗務員の安全指導係として採用した。

 この散手チャンピオンは、1991年に貴州省貴州市で生まれた厳康力氏。散手のほか、各種の格闘技世界戦でその勇名をとどろかせている。信息時報が9日付で伝えた。

 彼の指導の特徴は、テロやハイジャックを想定した実戦訓練にある。乗務員に対する直接指導のほか、乗務員が一般乗客に対しても具体的な防御体制を指図できるように教育しているという。「暴漢がナイフを持って襲ってきたときはソファーで制圧する」、「暴漢の鼻筋にスマホのサイドをぶつける」など。

 機内のほか、空港でテロなどに遭遇した場合の避難方法も伝授。「犯人らは一般人の行動パターンを軍事訓練を通して習得しているので、トイレやカウンターなどの狭い逃げ込むことは禁物」と指摘した。そのうえで「慌てることなく、広い場所を冷静に探したほうが良策だ」と心得を指南した。

 広東省初のLCC、九元航空は上海吉祥航空有限公司の傘下企業。2014年2月に設立が認可された。
《亜州IR株式会社》

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