【中国】中国が協力するアフガニスタンの鉱山開発プロジェクトをめぐり、危険な労働環境が同地に派遣されていたエンジニアの証言で明らかになった。生死が隣り合わせの現場で、「死の恐怖を味わった」のは1度や2度ではないという。広州日報が12日付で伝えた。
2009年にアフガニスタンのアイナク銅山の共同開発に参加し、その後中国に帰国した林さん(仮名)はまた最近、現地の同僚から参加を呼びかける連絡を受けて戸惑っている。
山岳地帯のアフガニスタンは、気候条件は北京とほぼ同じ。冬になると、積雪のため移動がさらに困難になったという。
気候が厳しいこともさることながら、やはり一番の心配は戦闘に巻き込まれないかという点。林さんは当時、現地事務所から作業現場まで、厚さ5センチの鉄板に守られた防弾車両に乗って移動。現場は鉄格子に囲まれていた。
アフガン政府は1500人以上の武装警察隊をプロジェクトチームの安全確保のために提供していたが、林さんは前を行く別の車両が爆弾によって爆破されるのを何度も目撃した。人が車から投げ出される光景が今でも、目に焼きついて離れないという。
こうした過酷な環境のため、賃金は国内の数倍。しかも食事や生活用品はすべて支給される。ただ“命あっての物種”、再び現地に赴くかどうか、林さんは今も決めかねている。
中国協力のアフガン鉱山プロジェクト、作業員は生死隣り合わせ
2016年2月17日(水) 01時20分(タイ時間)
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