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タイ格安航空ノックエア、パイロット不足で欠航続く

2016年2月24日(水) 23時43分(タイ時間)
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写真提供、Nok Airlines
【タイ】タイのテレビ報道によると、タイ国際航空が39%出資する格安航空ノックエアで、パイロット不足による欠航が相次いでいる。

 同社のパティー・サラシン社長は23日、2月末まで1日20便程度運休すると表明。同じタイ国際航空系の格安航空タイスマイルエアウェイズなどに乗客を引き受けてもらい対応する方針を示した。パイロットを現在の192人から20―30人増員し、3月から運航を正常化するとしているが、業界内では混乱が長引くという見方も出ている。パティー社長はパイロットが同業他社に引き抜かれ大量退職したといううわさをいったん否定したが、翌24日、退職者が出ていることを認めた。人数は明らかにしなかった。

 ノックエアは今月14日、パイロット不足で17便が欠航し、乗客約3000人が影響を受けた。ノックエアはこの欠航について、国際航空運送協会(IATA)が運営する国際的な運航安全監査プログラム、IOSAの認証取得に向け、安全監査基準を強化した結果、新基準を満たさない一部のパイロットが不満を表明し、ストに踏み切ったと説明。ストに関わったパイロット1人を解雇したと発表した。事態はその後も正常化せず、23日には国内線20便を運休。タイ運輸省には「社内問題」で運休すると連絡があった。

 ノックエアは2004年、マレーシアの格安航空大手エアアジアのタイ進出に対抗するため、タイ政府系資本とタイ王室系資本が中心となり設立された。当初は筆頭株主であるタイ国際航空の格安部門と目されたが、タイ王室に近い名門サラシン家出身のパティー社長が独自経営を行い、タイ国際航空とはぎくしゃくした関係が続いた。2013年にタイ証券取引所(SET)に上場し、パティー社長らは多額の上場益を得た。
《newsclip》

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