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中国:温水洗浄便座“日本爆買い熱”冷める、国内で宣伝強化

2016年2月25日(木) 11時12分(タイ時間)
【中国】2015年の春節(旧正月)連休の時期、日本を訪れる中国人観光客の“爆買い”アイテムの筆頭として注目を集めた温水洗浄便座だが、今年の春節連休にはその存在感に変化が見られた。

 「パナソニックの温水洗浄便座」は中国で製造されていることが知れ渡り、わざわざ日本で買ってくる人が減少したという。ただ、市場拡大への期待は依然として大きく、各メーカーが中国国内での宣伝に力を入れ始めている。毎日経済新聞が23日付で伝えた。

 パナソニック傘下で世界向けに温水洗浄便座の生産・販売を担当する松下電化住宅設備機器(浙江省杭州市)によると、今年の春節連休にも日本でこうした製品を買った人は少なくないが、昨年に比べれば減少傾向が見られた。しかし、同連休中に中国国内での温水洗浄便座の販売数は前年同期比で3倍以上に拡大し、今後も市場拡大への期待は大きい。同社は今年の春節連休中、初めて中国中央テレビ(CCTV)で温水洗浄便座のCMを流した。

 中国国内で便座や浴室用品を製造・販売する九牧(JOMOO、福建省南安市)も、温水洗浄便座の国内市場拡大に期待するメーカーのうちの1社だ。昨年4月からCCTVで温水洗浄便座のCMを流し、通年の販売数は前年比で4倍に膨らんだ。

 ただ、同じ中国メーカーでも、東鵬潔具(広東省仏山市)は中国市場の成長に慎重な見方を示している。同社市場部副総監の林テキ氏は「市場が爆発的に成長するには、さらに一定の時間が必要だ」として、同社が宣伝や販売員の教育に力を注いでいることを説明した。
《亜州IR株式会社》


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