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3月10日まで一部欠航 ノックエア、パイロット不足長引く

2016年2月26日(金) 12時27分(タイ時間)
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【タイ】タイ国際航空が39%出資する格安航空ノックエアは25日、パイロット不足による欠航が3月10日まで続くと発表した。

 24日の時点では、3月1日から運航が正常化するとしていた。今後も十分な数のパイロットが確保できず、経営計画の見直しを迫られる可能性がある。

 当面、1日20便程度が欠航するもよう。同じタイ国際航空系の格安航空タイスマイルエアウェイズなどに乗客を引き受けてもらい対応する方針だ。

 ノックエアは今月14日、パイロット不足で17便が欠航し、乗客約3000人が影響を受けた。同社のパティー・サラシン社長はこの欠航について、国際航空運送協会(IATA)が運営する国際的な運航安全監査プログラム、IOSAの認証取得に向け、安全監査基準を強化した結果、新基準を満たさない一部のパイロットが不満を表明し、ストに踏み切ったと釈明。ストに関わったパイロット1人を解雇したと発表した。事態はその後も正常化せず、23日には国内線20便を運休。タイ運輸省には「社内問題」で運休すると連絡があった。パティー社長は23日、パイロットが同業他社に引き抜かれ大量退職したといううわさをいったん否定したが、翌日になり、退職者が出ていることを認めた。人数は明らかにしなかった。

 ノックエアは2004年、マレーシアの格安航空大手エアアジアのタイ進出に対抗するため、タイ政府系資本とタイ王室系資本が中心となり設立された。当初は筆頭株主であるタイ国際航空の格安部門と目されたが、タイ王室に近い名門サラシン家出身のパティー社長が独自経営を行い、タイ国際航空とはぎくしゃくした関係が続いた。2013年にタイ証券取引所(SET)に上場し、パティー社長らは多額の上場益を得た。
《newsclip》


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