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中国:「妻に贈る」豪華クルーザー購入、精神疾患で富豪男性の契約無効

2016年3月1日(火) 06時47分(タイ時間)
【中国】富裕層が続々と生まれる中国では、こうした人々による“気前のいい買い物”がたびたび話題になる。

 ただ、時には違った意味で注目を集めてしまう場合も。浙江省の地方紙・銭江晩報は25日、「妻への誕生日プレゼント」として750万人民元(約1億3000万円)のクルーザーを贈ろうとしていた男性の計画が、当の妻によってくじかれたケースを紹介した。男性は販売会社と購入契約を交わしたが、妻が「夫には精神疾患があり、契約は無効だ」と訴え、裁判でこれが認められた、との内容だ。

 報道によると、この男性は中年の企業経営者で、2011年夏、中国国内のある都市で開催されたクルーザーの見本市を訪れ、12年の春節(旧正月)明けまでにイタリアメーカーのクルーザー1隻を購入する契約を販売業者と交わした。男性は販売業者に200万人民元の内金を支払い、「3月末の妻の誕生日にサプライズで贈りたいので、妻には内緒にしておいてほしい」と念を押したという。

 ここまでなら“仲睦まじいセレブ夫妻のエピソード”と言えるが、話には続きがある。妻が同年4月、販売業者を訪れて「クルーザーは要らない。夫には精神疾患があるので、契約は無効だ」と主張したのだ。業者は「購入したくない妻が、うそを言っているのではないか」と疑ったが、結局裁判で争うことになり、司法鑑定の結果、この男性が躁うつ病を患っているとの診断が示された。「契約時には躁状態で、責任能力がなかった」とする妻側の訴えが認められ、「契約は無効」との判決が下された。
《亜州IR株式会社》

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