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香港証取は通期5割増益、売買代金が過去最高更新

2016年3月3日(木) 13時42分(タイ時間)
【中国】取引所を運営する香港交易所(香港証券取引所:388/HK)は2日、2015年12月期(本決算)の業績を発表し、純利益が前年比54.0%増の79億5600万香港ドル(約1164億円、希薄化後EPS:6.67香港ドル)に達したと報告した。

 一般企業の売上高に当たる営業収益は34.0%増の122億3300万香港ドル、EBITDA(利払い・税・償却前利益)は46.4%増の100億8500万香港ドル。1株当たり2.87香港ドルの期末配当を実施する方針だ。

 最高益を更新。現物株やデリバティブの売買が膨らむなか、手数料収入が高い伸びを示した。1日当たりの平均売買代金は、デリバリティブも含む全体で51.9%増の1056億香港ドルと過去最大を記録。中でも第2四半期(4~6月)にピークを付け、4月9日には単日最高の2939億香港ドルに達した。

 ロンドン金属取引所(LME)も収益拡大に貢献。前年に独自のクリアリングハウス(清算機関)「LME Clear」を立ち上げたことや、15年1月の取引手数料引き上げが寄与した。

 営業収益の内訳は、取引手数料・システム使用料収入が45.5%増の54億6900万香港ドル。上場手数料は1.1%増の11億1400万香港ドルに伸びた。一方、営業費用は11.2%増の32億9000万香港ドルと収入を下回る伸びに抑制。人員拡充がコスト増につながったものの、欧米での訴訟関連費用がはく落した。

 香港証取は2000年に証券部門の香港聯合交易、先物部門の香港期貨交易、決算部門の香港中央結算を合併して設立。現物株式、金融派生商品、決済、情報サービスの4業務を手がける。12年12月、ロンドン金属取引所(LME)を正式買収した。将来的に鉄鉱石・コークスのほか、エネルギー分野の拡充を図る。
《亜州IR株式会社》

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