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中国:メディア報道への信頼感不足、「信用する」半数以下=ネット調査

2016年3月3日(木) 23時15分(タイ時間)
【中国】中国青年報社会調査センターがこのほど実施した調査で、メディア報道に対する信頼感がそれほど高くない実態が明らかとなった。人々の関心を集めるため、事実とは異なる報道を行うメディアが増えていると認識されている。

 今回のアンケート調査は、インターネットを通じ、2004人を対象に行われた。メディア報道について、「信用する」との回答が46.0%を占め、うち「すべて信用する」が4.1%、「やや信用する」が41.9%。一方、「どちらとも言えない」が39.7%、「あまり信用しない」が13.4%、「すべて信用しない」が0.8%だった。

 事実とは異なる報道が生まれる理由として、「メディアが人々の関心を集めるため」(75.9%)、「記者が職業倫理を軽視している」(56.3%)、「メディアのチェックシステムが不完全」(48.7%)などが上位を占めた。

 こうした事実と異なる報道はその後訂正されるが、それでも信じてしまう人が多い背景について、回答者の65.0%が「デマは社会的に弱いところをつくので、その痛みのある人は信じてしまう」を選択した。

 今回の調査結果を受け、中央民族大学・文学新聞伝播学院の毛湛文・講師は「理解度の低い分野のデマを見分した場合、人は容易に信じてしまう」と説明。また、「メディアが誤情報の訂正を重視していない」とも指摘している。
《亜州IR株式会社》


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