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中国:配車アプリ市場規模が急成長、今年は5割増の9714億円へ

2016年3月3日(木) 23時15分(タイ時間)
【中国】中国の配車アプリ市場が急ピッチに拡大しつつある。2015年の市場は370億6000万人民元(約6437億円)規模に達した。

 四半期ベースでは、1~3月の41億4000万人民元から10~12月の132億7000万人民元に伸びている。市場調査のEnfodesk(易観智庫)がこのほど報告した。

 アクティブユーザーのカバー率は、第4四半期時点で滴滴専車(一号専車を含む)が84.2%で首位を独走。これにUberの17.4%、神州専車の14.9%、易到用車の4.9%、首汽約車の2.3%などが続く。2位のUberと3位の神州専車は、互いの顧客を奪い合っているのが現状だ。前四半期との比較では、滴滴専車が1.0ポイント上昇する一方、Uberは1.2ポイント低下。神州専車は1.5ポイント拡大した。

 年間の受注シェアは、滴滴専車が78.3%、Uberが10.9%。3番手以下が残り10.8%のパイを争っている。第4四半期だけの受注シェアは、滴滴専車が79.0%、Uberが8.7%、神州専車が7.8%。4番手以下が残り4.5%を分けた。

 16年については、前年比で50.9%増の559億3000万人民元(約9714億円)に膨らむ見通し。さらに18年時点では、813億8000万人民元に伸びると想定される。

 資料によると、滴滴代駕の運転代行ドライバーには、全国で218万人登録。ドライバー登記の多いエリアは、北京市(全体の13.58%)、広州市(8.34%)、深セン市(6.62%)、成都市、杭州市など。性別に関しては、運転に慎重、かつ礼儀正しい点を重視し、「女性ドライバー」を指定する利用者が多い。女性ドライバーの比率が高い都市は、天津市の15%など。北京市、杭州市、武漢市、瀋陽市は8%を超えた。

 適格審査などをクリアした25万人が全国で稼働。うち女性は2万人近く。1日当たりの月収は、平均4365人民元で推移した。この水準は、国家統計局の報告した2015年可処分所得の平均2万1966人民元(月平均1830人民元)を138%上回る額という。
《亜州IR株式会社》

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