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中国:万達傘下のAMCが同業買収、全米最大の映画館チェーンに

2016年3月6日(日) 15時03分(タイ時間)
【中国】中国大連万達集団の傘下で、米映画館チェーン大手のAMCエンターテインメント・ホールディングス(AMC/NYSE)は3日、米同業のカーマイク・シネマズ(CKEC/NASDAQ)を買収すると発表した。

 買収価格は11億米ドル(約1250億円)。これにより、AMCは全米最大の映画館チェーンとなる見通しだ。

 AMCとカーマイクは現在、米国の映画館チェーンでそれぞれ2位、4位という位置付け。AMCはカーマイクを傘下に収めることで、首位のリーガル・エンターテインメント・グループを追い抜く格好だ。ただ買収の成立には、独占禁止当局の承認が必要となる。

 AMCが展開するシネコンは都市部に集中する一方、カーマイクは郊外や農村エリアで競争力を持つため、補完効果が期待できるという。スクリーン数はそれぞれ、5425、2954という規模だ。

 AMCは2012年に、中国の民営コングロマリットである大連万達集団に買収された。著名実業家の王健林氏が率いる大連万達集団は、ショッピングセンターの「万達広場」や高級ホテル、百貨店、映画館、カラオケ店などのチェーンを保有・運営。不動産事業を基盤とし、傘下に商業不動産で国内最大手の大連万達商業地産(3699/HK)などを擁する。近年はAMCの買収に代表されるように、レジャー・娯楽サービス事業を強化している。
《亜州IR株式会社》


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