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中国:北京の過労死裁判、会社側「ポルノサイト見ていた」過重労働否定

2016年3月8日(火) 12時49分(タイ時間)
【中国】夫が死んだのは連続100日以上にわたる過重労働を強いられたため――として、妻が会社を訴えていた裁判の審理が3日、北京市石景山法院で行われた。

 過労死を主張する妻に対し、会社側は「社内で仕事をしていた様子はなく、ポルノサイトを見ていた」と反論。過労が死因ではないと主張している。京華時報が4日付で伝えた。

 訴えを起こしたのは、昨年5月に夫を亡くした趙さんとその息子。夫の死因は、2015年1月から5月までの100日以上にわたり、仕事を強制されたことによるものだと主張した。夫の職種はハイテク会社のエンジニア。趙さんらは会社側に対し、101万人民元(約1700万円)の賠償を請求した。

 これに対して会社側は、夫が会社で倒れた日の社内カメラの記録を提示し、「業務を行っておらず、ポルノサイトを見ていた」と指摘。さらに「勤務時間は9時から6時まで。1時間半の休憩もあり、残業もさせていない。死因は他にある」と主張している。

 判決はまだ出ていない。なお、夫は会社で倒れた日から7日目に死亡しているため、労働災害保険条例に定める「勤務時間中に突然発病して死亡するか、48時間以内に死亡した場合」とする条件を満たしておらず、労災は支払われていない。
《亜州IR株式会社》

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