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中国:西沙諸島で新空港整備、環礁を埋め立てて造成へ

2016年3月9日(水) 11時53分(タイ時間)
【中国】中国が西沙諸島(パラセル諸島)のアンフィトリテ環礁(中国名「七連嶼」)に新空港を建設する計画を立てている。

 浅瀬を埋め立てて造成する予定。陸地部分の面積は、現在の1.32平方キロから11.4倍の15平方キロに拡大する意向という。滑走路は3500メートルを想定する。香港大公報傘下の大公網が7日に伝えた。

 アンフィトリテ環礁は長さ20キロ、幅1~3キロの浅瀬(総面積21平方キロ)に広がる。すでに中国人200人以上が現地で暮らす。

 埋め立て拡張が進んだウッディー島(中国名「永興島」)よりも大規模な埋立島の造成に着手。架橋を建設した上で、数十キロ南方のウッディー島を結ぶ予定だ。中国が「海南省三沙市の一部」と主張するアンフィトリテ環礁では、人工の3島を橋でつなぐ計画も進行。実行支配を一段と強化するために、交通インフラの整備を急ぐ方針だ。

 中国はウッディー島に三沙市人民政府を設置。政府庁舎、銀行、郵便局、住宅、学校、ガソリンスタンドなどを建設した。主要な建造物は、西沙海洋博物館、修復西沙記念碑、西沙軍史館など。滑走路3000メートルの軍民両用空港も整備した。

 ウッディー島はパラセル諸島で最大面積。中国などが領有権を争う南海諸島(南沙諸島、中沙諸島、西沙諸島、東沙諸島を総称する中国名)でも3番目に広い。中国は「南シナ海進出の前線拠点」とみなしている。
《亜州IR株式会社》

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