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中国艦隊が米空母艦隊を一時包囲、南シナ海で緊張高まる

2016年3月9日(水) 22時39分(タイ時間)
【中国】米海軍は5日、南シナ海に派遣した空母艦隊が中国艦隊に一時包囲されたと発表した。

 中国全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の傅瑩・報道官は、米国による空母艦隊の派遣に対し、「米国が本当にこの地域の平和と安定に関心を持つなら、中国と周辺国による話し合いによる紛争解決を支持すべきだ」とコメント。中国の軍事専門家も「中国艦隊の行動は国際法にかなっている」と主張し、「米国は被害者を装いながら、南シナ海の軍事化を進めている」と反発した。中国メディアが伝えた。

 原子力空母「ジョン・C・ステニス」、ミサイル巡洋艦「モービル・ベイ」、駆逐艦「ストックデール」、第7艦隊旗艦「ブルー・リッジ」などで構成される米空母艦隊は今月1日にルソン海峡を通過し、南シナ海東部で活動を続けた。香港紙によると、米海軍の行動に対し、中国側はこれまでにない強硬な態度で応じたという。情報収集艦を米空母艦隊の近くに配置したほか、駆逐艦多数で同艦隊を包囲した。

 米海軍の指揮官は「この種の包囲は、かつてみたことがない。ただ、米中の艦艇同士の衝突はなく、通信で友好的な交流を行った」と述べている。

 英紙デイリー・テレグラフは、米国の空母艦隊派遣を「最も大胆な行為」と指摘。中国との軍事的な力比べがますます激しくなるだろうと評した。
《亜州IR株式会社》

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