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中国:深セン映趣科技が米クアルコムと提携、4Gウエアラブル端末開発へ

2016年3月10日(木) 22時08分(タイ時間)
【中国】ウエアラブル端末の次世代製品開発に向けて、米クアルコムが深センのベンチャー企業と手を組む。

 腕時計型のウエアラブル端末を生産する映趣科技(Yingqu)は9日、クアルコムの「SnapdragonTM Wear 2100」をプラットフォームに選定したうえで、ハイエンドのウエアラブル端末開発に着手すると発表した。次世代LTEネットワークと互換性を持たせる。深セン特区報などが10日までに伝えた。

 通信規格3G、4G/LTEでの使用を可能にした。今回の業務提携を通じて、さらなる小型化、低消費電力化、センサー高性能化を実現する。

 2012年に発足した映趣科技は、スマートモバイル機器の大手メーカー。13年に「inWatch」を売り出した。華為技術、中興通訊(ZTE:763/HK)、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)、中国阿里巴巴集団(アリババ・グループ・ホールディング:BABA/NY)、マイクロソフトなど大手企業に所属していた技術者が多く活躍している。

 市場関係者の間では、当初、クアルコムは北京小米科技と連携し、スマート機能を備えたウエアラブル端末の開発を支援するとみられていたという。

 騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)がまとめたリポートによると、2015年上半期の中国ウエアラブル端末市場シェアは、サムスン電子が51%で首位。映趣科技の「inWatch」は12.1%で2位(中国メーカートップ)に付けた。

 一方、IDCの世界ウエアラブル端末調査によれば、15年通年の各社ランキングはフィットビット(出荷2100万台で世界シェア26.9%)が首位。これに小米科技(1200万台で世界シェア15.4)、アップル(出荷1160万台で世界シェア14.9%)、ガーミン(330万台で世界シェア4.2%)、サムスン電子(310万台で世界シェア4.0%)などが続く。
《亜州IR株式会社》

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