RSS

中国最大規模「ロボット見本市」開幕、世界400社が天津に集結

2016年3月10日(木) 22時08分(タイ時間)
【中国】中国で最大規模となるロボット見本市、「第5回中国(天津)機器人展覧会」が9日開幕した。

 「天津梅江会展中心」を会場にして、12日まで開かれる。展示面積は1万5000平米の広さ。世界20カ国・地域の400社近いハイテク設備メーカーが最新の技術や製品を出展した。すでに延べ3万人近い人が会場を訪れている。

 ファナック(6954/東証)、安川電機(6506/東証)、川崎重工業(7012/東証)、デンソー(6902/東証)、スイスABB、スイス・ストーブリ、ドイツKUKA、デンマーク・ユニバーサルロボットなどグローバル大手を含む内外の有力企業がそろって参加。ロボットアームや汎用運搬ロボット、無人潜水装置(ROV)、小型無人機(ドローン)などの最新型を披露した。100団体近いバイヤーが会場を訪れている。これら買付団には、ドイツ機械工業連盟(VDMA)、日本ロボット工業会、韓国機械工業振興会(KOAMI)などの各国産業団体や、コカ・コーラ、サムスン、富士康(フォックスコン)、一汽豊田汽(一汽トヨタ)車などの内外大手企業が含まれる。

 見本市会場では、中国自主ブランドロボットの技術躍進も見どころの一つ。業界大手の広州数控設備(GSK CNC EQUIPMENT)は自社開発の駆動装置とサーボモーターを出展した。産業用ロボット向けの同2部品が海外製に席巻されている現状を打破するものとして受け止められている。

 華為技術、巨剛実業なども最新製品や技術を紹介。ロボット用部品の中国産化が進んでいる現状を映した。

 「製造強国」を目指す中国製造業の長期戦略「中国製造2025」やその重点技術ロードマップなど、2015年以降に中国で打ち出された各種支援策が中国ロボット産業の発展を後押ししている。

 うち安川電機傘下の安川(中国)機器人有限公司は、13年5月20日から江蘇省常州市・武進高進区の現地工場で生産スタート。今月7日、1万台目のロボット製品をラインオフした。工場の敷地面積5万平米、従業員200人近く。月産500台の態勢を整えた。総投資額は6980万米ドル。
《亜州IR株式会社》

特集



新着PR情報