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タイ格安航空ノックエア、欠航1日60便に拡大

2016年3月15日(火) 14時27分(タイ時間)
ノックエアのパティー社長の画像
ノックエアのパティー社長
【タイ】タイ民間航空庁のジュラー長官代行は14日、格安航空のノックエアが先週、パイロット不足による欠航が1日60便程度に増えると連絡してきたことを明らかにした。

 ノックエアは4月から通常運航に戻るとしているが、パイロットの手配がつくかどうかは不透明で、欠航が長期化する可能性がある。

 ノックエアは2月14日、パイロット不足で17便が欠航し、乗客約3000人が影響を受けた。以来、連日10―20便が運休し、混乱が長引いている。

 同社のパティー・サラシン社長は14日の欠航について、国際航空運送協会(IATA)が運営する国際的な運航安全監査プログラム、IOSAの認証取得に向け、安全監査基準を強化した結果、新基準を満たさない一部のパイロットが不満を表明し、ストに踏み切ったと釈明。ストに関わったパイロット1人を解雇したと発表した。24日にはパイロットの退職者が出ていることを認めたが、人数は明らかにしなかった。

 ノックエアは2004年、マレーシアの格安航空大手エアアジアのタイ進出に対抗するため、タイ政府系資本とタイ王室系資本が中心となり設立された。当初は39%出資するタイ国際航空の格安部門と目されたが、タイ王室に近い名門サラシン家出身のパティー社長が独自経営を行い、タイ国際航空とはぎくしゃくした関係が続いた。2013年にタイ証券取引所(SET)に上場し、パティー社長らは多額の上場益を得た。
《newsclip》

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