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〈タイ企業インタビュー〉 ユニフォームを中心とした繊維製品の製造受注・販売 TOMINAGA TRADING CO., LTD.

2016年3月23日(水) 21時10分(タイ時間)
〈タイ企業インタビュー〉 ユニフォームを中心とした繊維製品の製造受注・販売 TOMINAGA TRADING CO., LTD.の画像
〈タイ企業インタビュー〉 ユニフォームを中心とした繊維製品の製造受注・販売 TOMINAGA TRADING CO., LTD.
TOMINAGAラオス工場での生産ラインの様子の画像
TOMINAGAラオス工場での生産ラインの様子
澤田 裕充 氏 Managing Director(写真左から2人目)

日本水準のユニフォームを安価で、白物には絶対の自信

お客様との固い約束

――御社概要をお聞かせください

 当社は1975年に愛知県で創業した繊維製品のメーカーです。工場やオフィス、各種施設向けのユニフォームの製造をメインとし、タイ法人は2011年1月に設立しました。翌年1月にはラオスの首都ビエンチャンにラオス工場を開設。現在は本社、中国、ラオスの3工場でオーダーメイドのユニフォーム製品などを製造・販売しています。

 ユニフォームといいましても、その言葉の範囲や受け止め方は人さまざまです。当社の主力は、工場など主にものづくりに携わる方々向けの製品。航空機の機長が着用するようなスーツを対象とはしていません。ものづくりの現場やファストフード店で働く皆様をサポートする「仕事着」という理解が適切かと思います。

――製品の特長は何ですか?

 海外工場で生産するものを含め、徹底した日本水準。これがお客様との固い約束です。それでいて驚きの低価格。デザイン的にも優れています。日本の市場で流通しているものと同水準の付加価値の高い製品を、タイの市場においても安価で迅速にお届けしようというのが当社の基本的な姿勢です。

 中でも、食品加工や医療・衛生機器などの生産現場で必要とされる白物製品。これについては絶対的な自信をもっています。一概に縫製メーカーといいましても、会社や工場ごとに技術力ではずいぶんと差があります。その意味で、白物製品を扱える本格的な工場はそう多くはありません。生産ラインを衛生的に保つことができるか。鮮やかな白色を維持するだけの技術力はあるか。まさに腕の見せどころです。

徹底した現地調達

――タイ法人の役割は?

 製造業を中心に多くの日系企業が進出しているタイ。工場向けのユニフォームといえども、日本などから輸入すれば輸送費や税金などがかかりコスト上昇は免れません。かといって、日系が求める水準の100%現地調達はほぼ不可能。ならば、我々が現地生産して提供するしかないだろう。世界視点で日本の製造業に貢献していこう。これがタイ進出の直接的な動機です。

 「こんなのが欲しい」「こんな風にしてほしい」。オーダーメイド生産は、お客様から預かったサンプルをまず検証することから始まります。この生地はタイ市場で調達可能だが、このボタンは残念ながら日本からの輸入に頼るほかはない。どこまで素材の現地調達が可能かを見極め、できる限りコストを抑える。営業活動にとどまらず、素材調達とコスト削減という仕事もタイ法人の重要な役割です。

――ラオス工場からの配送は問題ないのですか?

 ラオス工場で製造された製品はトラックに積まれ、メコン川に架かるタイ・ラオス友好橋を渡ったのちに国道2号線などを経てバンコクに運ばれます。同線は1970年代には整備を終えた幹線で、昼夜とも通行には何ら問題はありません。製造を終えた翌日にはバンコクで受領し、お客様の下に配送することができます。

 日本へのお届けも問題ありません。タイ進出とラオス工場建設にあたり、国際物流について徹底した調査検討を行いました。その結果、生産完了から1週間以内なら日本国内のどの港にも配送可能であることが判明しました。日々の生産の現場で使うものですから短納期は絶対条件。もちろん、航空便を使えばさらなる納期の短縮も可能です。

ラオス工場を生産拠点に

――なぜ、ラオスに工場を建設したのですか?

 アセアン進出にあたっては、さまざまな要因を検証しました。TOMINAGAは、デザイン・スピード・品質の3要素を追求する会社です。より良い製品を市場に安価に提供する責務もあります。そのいずれもが欠けてはなりません。ところが、タイの市場では賃金が上昇し、労働者が集まりにくい状況が続いています。これでは安定的な生産・供給は難しい。そう考えたときに、隣国ラオスが浮上したのです。

 ラオスはタイに比べ人件費はまだそれほど高くはありません。加えてラオスの人々は手先が器用で、労働に対する姿勢も非常に真面目です。ラーオ族とタイ族は民族的にも近い関係で、言葉も比較的通じます。ラオスはまだまだ発展途上であり工場用地の確保にも問題ありません。こうしたことを総合的に勘案し、ラオス工場建設を決定しました。

――今後の展望は?

 当社は昨年、設立満40周年を迎えました。人間でいえば、成熟期から円熟期に入るころです。一方、日本では少子高齢化の影響から市場が縮小し、産業構造の転換が求められています。当社はこれからの21世紀、経営資源を成長著しいアセアン市場に投入し、日系をはじめ世界の製造業のお役に立っていこうと考えています。

 現在の3工場体制も徐々にラオス工場にシフトし、同工場を当社のメイン工場に育て上げていく計画です。敷地面積が5000平米あるラオス工場には現在、約二百数十人の従業員が勤務していますが、将来的には400人規模までの増員が可能です。ラオス工場を拠点として、ここから周辺のアセアン諸国、日本を含むアジア各国、そして全世界に当社の高品質ユニフォームをお届けしていく考えです。

――ありがとうございました

TOMINAGA TRADING CO., LTD.
住所:2 Jasmine Building, 28th Floor, Soi Prasanmitr (Sukhumvit23), Klongtoey Nuea, Wattana, Bangkok 10110
電話:0-2258-3986 携帯:061-848-7722(澤田) 085-008-1468(Nut)
Eメール:hirochin.sawada7722@gmail.com
ウェブサイト:http://www.tominaga-tc.com/
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