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中国:「高マンガン鋼」使用の小型家電、記憶力低下を誘発

2016年3月25日(金) 13時05分(タイ時間)
【中国】江蘇省品質技術監督局はこのほど、高マンガン鋼を使用した小型家電が「記憶力の低下」などの健康被害を引き起こす恐れがあると公表した。マンガンが溶け出すことで、人体に悪影響を及ぼすという。金陵晩報が伝えた。

 抜き取り検査が実施されたのは、電気ケトル、フードプロセッサー、ジューサー、豆乳メーカー。大型スーパーや家電量販店、ショッピングモール、オンライン店舗からサンプルを抽出した。うち電気ケトルの合格率は76.0%。その中で、50人民元(約860円)以下の合格率は44.4%と低く、50人民元以上のものは80%を超えた。

 電気ケトル以外については、実店舗の合格率は9割を超えたが、オンライン店舗の製品は70%弱にとどまった。

 報道によれば、電気ケトルは5割強が高マンガン鋼を使用。またジューサーなどについては、果物をはじめとする酸性食品を入れると、マンガンが溶け出しやすくなる。

 マンガンを長期に渡って摂取すると、記憶力の低下や意欲減退などを引き起こす恐れがある――と専門家は指摘する。電気ケトルなどの小型家電を購入する際には、素材にステンレス鋼(SUS304)が使用されているかどうかを確認するよう呼びかけている。これがなければ、高マンガン鋼が使用されているという。
《亜州IR株式会社》


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