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中国:自殺者も出た「大学生向けネットローン」、実質年利は20%超

2016年3月28日(月) 11時49分(タイ時間)
【中国】中国紙・北京青年報は24日、借り入れが重なって返済できなくなり、自殺者が出たと報じられる「大学生向けインターネットローン」の実態について報じた。

 ネット上で貸し手と借り手を結び付ける「P2P(ピアツーピア)」業者などが大学生向けに貸し付けを拡大。「月利0.99%の低金利」などとうたっているが、実質的には年利20%を超え、借金で首が回らなくなるケースも少なくないという。北京青年報が24日付で伝えた。

 今年3月に自殺した河南省の大学生は、友人の個人情報を盗み取るなどして多数の大学生向けネットローン業者から借金。100万人民元(約1740万円)近い多重負債を抱えていた。

 中国には、個人情報や連絡先などを登録すればネット上で簡単に契約できる大学生向けのローンを提供する業者が無数に存在。出来高制で手数料を払い、学生に借り手を勧誘させている業者もある。2004年から流行した大学生向けクレジットカードは、当局が09年に規制を強めたことで利用者が減少。これに代わってネットローンの利用が拡大した。

 学生向けネットローン業者は月利2%台から0.99%といった数字で利用者を募集。多くの大学生が買い物や旅行のためなどとして契約している。ただ、実質的ば年利は20%以上となり、返済不能に陥るケースも散見された。業者の金利に関する表示が明確でないことについて、専門家からは「国の監督が甘いことが原因だ」と指摘する声も聞かれている。
《亜州IR株式会社》

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