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中国:「ペットは富と成功の象徴」、犬猫飼育数8500万匹に拡大

2016年3月30日(水) 12時28分(タイ時間)
【中国】中国で犬や猫のペット市場が急速に拡大している。

 文化大革命の時代に「インテリのひまつぶし」として疎まれたペットも、今では「富と成功の象徴」となり、餌やグルーミングにお金をつぎ込む人が増加。ペットショーも盛況だ。海外メディアの報道として、参考消息網が25日付で伝えた。

 中国国家統計局によると、国内の犬の飼育数は約2740万匹で世界3位、また猫の飼育数は約5810万匹で世界2位の規模に拡大した。ペットの展示やコンテストなどを行うペットショーも多く開催されるようになり、アジア最大規模とされる「ペット・フェア・アジア」は2011年、それまでの香港から開催地が上海に移った。今年8月開催の同イベントには800社が出展する予定で、約6万人の来場が見込まれている。

 ペットをきれいに見せるためのグルーミングや、フードの市場も拡大している。中国原産の犬「ペキニーズ」2匹を飼っているという27歳の中国人女性は、月収の5分の2をグルーミングや輸入フードの購入につぎ込むという。

 市場調査会社のユーロモニター・インターナショナルによると、中国のペットケア関連産業の市場規模は2019年までに現在の1.5倍、158億人民元(約2760億円)に膨らむ見通しだ。また同じく調査会社のミンテルは、中国のペットフード市場がすでにアジア最大、世界でも1、2を争う規模に成長していると指摘。市場の総額は500億米ドル(約5兆6700億円)以上で、年平均30%の勢いで成長していると分析した。
《亜州IR株式会社》

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