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中国:今年は長江で大洪水の恐れ、エルニーニョ影響

2016年4月5日(火) 23時09分(タイ時間)
【中国】水利部などが主導する長江洪水防止・干ばつ対策指揮部は3月31日、湖北省武漢市で会議を開き、エルニーニョ現象の影響により、今年は長江の中・下流域で大規模な洪水が起きる可能性が高いとの予測を明らかにした。

 同指揮部によると、2014年9月から続いている現在のエルニーニョ現象は、昨年11月に最盛期を迎え、監視海域の海面水温は基準値より2.9度高くなった。持続時間や海面水温などから見て、1997~98年、1982~83年を超え、1951年の観測開始以来、最長・最強となっている。

 今年5月には、長江上流の金沙江、長江支流の嘉陵江・東部流域、重慶から宜昌(湖北省)までの一帯などで、例年より1~5割多い降雨が予想されるという。洪水が最も起きやすい6~8月は、長江流域全体で例年を上回る降雨が予想され、特に中流域で5~8割増える見通しだ。

 国家洪水防止・干ばつ対策指揮部の劉寧・秘書長は、「今年は大洪水が起きる可能性が極めて高い」と警告し、対策を急ぐ考えを示した。
《亜州IR株式会社》


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