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中国:ライブ配信サイト摘発、低俗コンテンツを集中取締り

2016年4月17日(日) 13時34分(タイ時間)
【中国】動画をリアルタイム配信する「ライブ配信サイト」を対象にした取締りが中国で強化されている。

 消費者自身が発信者になって形成される「CGM」(コンシューマー・ジェネレーション・メディア)型配信サイトの誕生につれ、暴力的・低俗・わいせつなコンテンツが数多く出回るようになってきたため。すでに文化部が本格的な調査に着手し、複数の問題サイトを摘発した。近く罰則の詳細を公表するという。毎日経済新聞が15日付で伝えた。

 今回の調査対象となったのは、「斗魚」「虎牙直播」「YY」「熊猫TV」など。いずれも人気のライブ配信サイトだ。その時価総額は、「斗魚」が10億米ドル(約1097億円)超、「YY」が34億米ドルに達すると言われる。

 摘発サイトに関して文化部は、大別して2種の問題を確認したと発表。ドラマ・アニメ動画の配信サイトで、わいせつ、暴力的なコンテンツ配信が行われていたこと、オンラインゲーム配信サイトで、客に賭博をさせる、犯罪を教唆するようなコンテンツを配信する――といった違法行為があったことを説明した。

 併せて文化部は14日、国内主要ライブ配信サイトの運営責任者を招集し、説明会を開催。ライブ配信サイト向けの管理規定を近く公布する旨を通知した。また、同規定に違反したサイトをブラックリスト化し、配信制限などの行政処罰を科す旨を告知。業界の自律規制を促す方針を示した。

 インターネットの新たな業態として、ライブ配信サイト業界は中国でここ数年急速に勃興してきた。国内のライブ配信サイト数は、15年末現在で200サイトに迫る規模へと膨張。77億7000万人民元規模の市場を形成させた。ユーザーの総数は、すでに2億人の大台を突破している。
《亜州IR株式会社》


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