RSS

香港ディズニーが100人近く解雇、業績低迷でコスト削減に着手

2016年4月19日(火) 10時13分(タイ時間)
【中国】業績悪化を受け、香港ディズニーランドは人員削減に踏み切る。

 同社の広報担当者が15日、一部メディアの報道を認めた。ただ、その規模については「100人超」との報道内容を否定し、これを下回る見込みと説明している。

 報道によると、香港ディズニーの従業員数は現時点で7000人超。仮に100人規模のリストラが実施される場合、2%未満の削減となる計算だ。上海ディズニーの開園(6月16日)で来園者の一段の減少も懸念されるなか、コスト削減に向けた取り組みを進める考えとみられている。

 香港ディズニーは2月に発表した2015年9月期の本決算で、純損失1億4800万香港ドル(約21億円)を計上し、4期ぶりの赤字転落を強いられた(前年度は3億3200万香港ドルの最終黒字で、過去最高益を更新)。香港を訪れる中国本土の旅行客が減少するなか、収益の縮小を余儀なくされた格好だ。期間中の入園者数は680万人と、過去3番目の大きさを記録したものの、前年の750万人に比べて9.3%減少。売上高は前年比6.4%減の51億1400万香港ドルに縮んだ。

 香港ディズニーによれば、入園者数のうち本土からの旅行客が41%と最多を占める(香港39%、その他20%)。客単価は3.0%増加したが、入園者数の落ち込みをカバーできなかった。ホテルの客室稼働率も低迷。前年度の93%から79%へと、14ポイント低下している。
《亜州IR株式会社》


新着PR情報