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中国:国家機密漏えいで死刑判決、元研究機関の職員

2016年4月21日(木) 12時17分(タイ時間)
【中国】中国中央テレビ局のニュース番組「焦点訪談」は18日、極秘扱いの国家機密を漏えいしたとして、元研究機関職員の黄宇被告(41)に死刑判決が言い渡されたことを伝えた。

 黄被告は四川省自貢市に在住し、1997年から2004年まで国家機密に関わる研究機関に勤務していた。2002年から約9年間、外国情報機関に資料15万点を渡し、報酬として70万米ドル(約7650万円)を受け取っていたという。うち90点は軍事情報を含む極秘扱いの国家機密だった。国家安全部は2011年に黄被告を逮捕し、自宅金庫から情報提供の報酬などを押収した。

 黄被告に協力した妻、姉の夫らも国家機密漏えい罪で、懲役5年と3年の実刑判決を受けた。研究機関の同僚29人も処分を受けている。

 中国政府は国の安全や利益に対する国民の意識を高める目的で、今年から4月15日を「全民国家安全教育日」に定めた。今回の番組も、この「教育日」に絡む国民の啓発が目的。「スパイ行為」に対し、厳罰で臨む国の姿勢を示したとみられている。
《亜州IR株式会社》

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