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中国:ATM設置台数が1年で4割増、民族ブランド躍進

2016年4月22日(金) 13時48分(タイ時間)
【中国】中国のATM(現金自動預払機)市場で国内メーカーがプレゼンスを高めている。

 販売額に占める中国企業ブランドシェアは、2014年の50.47%から15年の60.13%に拡大した。全体の市場が急ピッチに成長するなかで、販売を大きく伸ばしている。中国政府系メディアが20日付で伝えた。

 全国のATM設置数は、15年末時点で前年比40.95%(25万1800台)増の86万6700台。伸びは14年(18.25%)比で22.7ポイントも加速した。14年末は9万4900台増の61万4900台。

 15年の販売上位5社は、広州広電運通金融電子(GRG Banking)、日立オムロン、恒銀金融科技(CASHWAY)、広州御銀科技(Kingteller)、沖電気工業(OKI:6703/東証)製ATMを販売する深セン市怡化電脳実業(Yihua)の順。純粋な中国企業が3社ランクインした。

 国有5大銀行向けATMメーカーは、広電運通、日立オムロン、恒銀金融科技の3社が独占している。銀行最大手の中国工商銀行は15年以降、中国メーカー(恒銀金融科技と広州御銀科技)からの調達に一本化した。

 中国ATMマーケットの伸び代は、まだ大きいとみられる。人口100万人当たりの設置台数は、中国で631台に過ぎない(13年は384台、14年は452台)。1450台に達した先進諸国の半分にも満たない状況だ。2線都市や3線都市で設置が進む見込みという。

 なお、OKIは15年10月、神州数碼信息服務(デジタルチャイナITS:000555/SZ)と中国ATM事業で戦略提携した。既存販売企業からの売掛金回収が難航したため。11月から、デジタルチャイナITSにATMをOEM供給している。OKIは03年に中国ATM市場へ参入した。
《亜州IR株式会社》


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