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「メイド・イン・チャイナ」がブラジルでシェア拡大、五輪でも至る所に

2016年4月29日(金) 12時55分(タイ時間)
【中国】「メイド・イン・チャイナ」の電気製品や鉄道車両などがブラジル市場で急速にシェアを拡大中だ。今年8月に開催されるリオデジャネイロ五輪でも至る所で、中国製品が世界の人々の目に触れることになる。毎日経済新聞が27日付で伝えた。

 リオ五輪では、競技会場と関連施設のセントラル空調設備を中国家電大手の美的集団が全面的に受注した。また、鉄道車両メーカーの中国中車はリオ地下鉄車両の82%を受注し、すでに全車両を納入。五輪関連で使用される大型バスにも、中国製が多く採用された。

 製品だけでなく、中国企業はブラジルの建設業や通信業にも大きく関わっている。2年前のサッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会のために建設され、リオ五輪でも使用される会場の建設には、三一重工、徐工、中聯重科といった建機大手のクレーンや油圧ショベルが投入された。また、通信ネットワークの整備は華為技術(ファーウェイ)が請け負った。

 中国企業はブラジル市場に進出した時期が他国企業に比べて遅いが、近年のシェア拡大は目を見張るものがある。その理由について中国社会科学院・中南米研究所の周志偉氏は、「中国とブラジルの経済関係が急速に発展したこと、またブラジル経済がこの10年間で急成長を遂げ、中国企業がブラジルを中南米の重要市場と見るようになったことがある」と指摘。中国の対ブラジル輸出の規模は2000年の段階で世界11位だったが、12年には1位へと躍進した。
《亜州IR株式会社》


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